単著 『潜行 地下アイドルの人に言えない生活』
(サイゾー社/2015年9月)
「地下アイドル」に、どんなイメージをお持ちですか?
 

その存在は、2006年のAKB48登場をきっかけとして、少しずつ世間に広まりました。そして、元は“普通の女の子"だったAKB48メンバーが国民的スターとなった今も、彼女たちが拠点としていた秋葉原をはじめ池袋、新宿などのライブハウス密集地では、今日この時間も、多くの地下アイドルが歌い、踊っています。
一方で、地下アイドルがニュースに取り上げられるのは“グループ・仮面女子に運営がやらせ&肉体関係強要疑惑"“メンバーの一人がイベントでリストカットし解雇"など、痛々しいエピソードばかり。ファンでもない一般人なら想像を巡らすしかない“地下アイドルの現場"とは、本当にそうしたブラックな世界なのでしょうか。
この場所で17歳から6年間にわたりライブ活動をつづけているのが、本書の著者、姫乃たま。大手メディアで多数の連載を持つほどの文才を持ちながらも、地下アイドルとして活動することに並々ならぬ情熱を持っている23歳です。彼女が初めて、地下アイドルとしての自分、そして地下業界のありのままを語りはじめます。『潜行 ~地下アイドルの人に言えない生活』は、いま最もホットな「地下アイドル」の実情、痴情、愛情が明らかになる、2015年必読の一冊です。